北九州にある名産品を集めたお弁当を飛行機に乗せて発信する「北九州空弁プロジェクト」。
2015年12月11日11時45分発SFJ80便スターフライヤー(北九州〜羽田間)に搭乗された方に無料配布するお弁当を作る企画です。
このお弁当の企画から参加し、ネーミングやパッケージデザインやお品書き、箸袋など全般に携わりました。
お弁当をひとつのメディアとして捉え北九州の名産品を詰め込んで、東京へとお届けし改めて北九州の特産品・名産品を知ってもらうという新しい試みです。
企画会議は8回程度行われ、それぞれの分野のプロが集まっており毎回勉強になりました。
今後この空弁プロジェクトを継続して、ご当地発信の新しい方法になれば良いなと思っています。
北九州空弁メニュー
●合馬卵焼き
●おとなの醤油
●俵ご飯(合馬のタケノコ、関門ダコ、焼明太子)
●地元野菜の煮物(合馬のタケノコ、人参)
●関門ダコのジェノベーゼ(関門ダコ、若松トマト、バジルのジェノバ風ソース)
●ぬかだき
●春菊のおひたし(小倉南の春菊、ごま)
●北九和鶏のロールキャベツ(地元鶏、キャベツ)
●小倉牛の野菜巻き(小倉牛、じゃがいも、アスパラ、にんじん)
●ぼたもち
と彩りや栄養バランスを考えたメニューです。
機内で放映されるムービーも岡崎デザインで手がけました。
以下コンセプトやクレジットです。
コンセプト
北九州には小倉牛、合馬のタケノコなど市民にもなじみのある食ブランドはありますが、まだ知られていない食材も多く存在します。でもなかなか知る機会が少なく、どうしたら市民の皆様に地元の食材をより知ってもらい、地元再発見をしてもらえるのかという想いで本企画はスタートしました。 「北九州空弁(そらべん)」は単なるお弁当としてではなく、情報発信ツールとしてお弁当の中に北九州の食を詰め込み、「見て」「味わって」「知る」といった五感で受け止め、北九州の食を知ることが出来るものに仕上げています。 是非、郷土の食材に想いを寄せて、楽しんで食していただけたらと思います。
北九州空弁プロジェクト協議会
*企画総合:一般社団法人北九州青年会議所 地域開発室、(株)スターフライヤー
*デザイン監修:西日本工業大学 デザイン学部 情報デザイン学科 教授 中島浩二
*コースター制作:西日本工業大学 宮地澄佳、 西日本工業大学 伊東つばさ
*パッケージデザイン:岡崎デザイン 岡崎友則
*栄養管理:九州女子大学 家政学部 栄養学科 講師 永田瑞生
*メニュー・調理監修:鉄板焼バール ピアチェーレ シェフ 生駒大輔
*マーケティングアドバイザー:YK STORES株式会社 代表 吉田一直
*空弁製作:株式会社 丸ふじ
*食・地域アドバイザー:北九州市 産業経済局 食の魅力創造・発信室
*協力:北九州市 港湾空港局 空港企画課、北九州市 にぎわいづくり懇話会